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Kota Gushiken SS25’meeting, talking, introducing’

‘meeting, talking, introducing’

え、本当に時間がない。どうしよう。というのが今季のデザインを始めた時に一番最初に思ったことでした。
あまり時間もないですし前シーズンのコンセプトはもう少し詰められそうだなと思っていたので、基本的にコンセプト的にはAW24の自己紹介をしようと整理整頓をする、を継続で行こうと決めました。

時間がないのでやるしかなく、やろうと決めるとアイディアは出てきました。
ただそれを実現するために時間がない。知識もない。ショーをやってお金もない。ないないない。
お世話になっている工場さんや、ニッターさん、また色々な方々に沢山相談をさせていただき、沢山教えていただき、なんとかコレクションが完成しました。

ない、ない、ない、と思って作ったコレクションでしたが、本当に沢山の方々の気持ちと愛情としょーがない、やったるで、という気概と、プロフェッショナリズムに満ち溢れた、沢山の目には見えないあるが集約されたコレクションになりました。
人と会って、話して、ちょっとだけ自己紹介をするSS25、楽しんでいただけましたら幸いです。

毎シーズン、ユニークな柄や色展開で店内を華やかにしてくれるKota Gushiken。

25SSシーズンも(1点を除き)出揃いましたので、ご紹介いたします。
今回は可愛らしいポップなコラボレーションアイテムに心奪われましたので、そちら中心にオーダーしました○

MELTED SMILE WITH FRIZBEE/ ¥59,400(in tax)
col : WHITE
SEE-THROUGH MONA/ ¥69,300(in tax)
col : BLACK, ORANGE

こちらが2016年にブリュッセルで誕生したハンドメイドの陶器ブランド”Frizbee Ceramics”とのコラボレーションアイテム。具志堅さんがFrizbeeの陶芸家であるLisaさんとたまたま知り合い、お互いの活動をその場で見せあって意気投合してコラボレーションが実現しました。

Frizbee が作る作品の中にはスマイル柄が度々登場しているのですが、釜の熱さの関係でスマイル柄がでろーんと溶けて崩れてしまうことがあるそうで。崩れてしまったスマイリーの作品を見て今回のニットの柄に落とし込んだと言います。熱さで溶けてしまったと考えると、より愛おしい表情に見えてくるスマイリーくん。可愛いです。

ニットのベースは程よい透け感のレース編みになっていて、パンチのあるモチーフだけどカジュアルすぎず..な塩梅。

こちらはAWシーズンで登場したモナリザモチーフ。春夏仕様に前回とは全く違う編み地で作ったらおもしろいのでは、と生まれました。コットンナイロンのものすごく細い糸(気せずもダヴィンチの故郷であるイタリア産の糸)を使用しているため、繊細だけど伸びたり切れたりしないシースルーの編み生地が出来上がっています。今回はそのシースルーの風合いを生かすべく、誇張した柄というより原画に近い背景が採用されたようです。

透け感があるとモナリザのバーン!という存在感が薄まり、さらりと着まわせて◎です。サイズは1のみ、カラーはブラックとオレンジの2色展開です。

MELTED SMILE WITH FRIZBEE REVERSIBLE SOCKS/ ¥4,620(in tax)
col : WHITE, BLACK, LIGHT BLUE, YELLOW
size : 1(22~24cm)

いつも靴下も可愛いKotaさん。コラボレーションアイテムでも靴下がラインアップされていたので全色オーダーしました!スマイリーの糸がぴろぴろ出てフリンジみたくなっています。加えてリバーシブル仕様。LOOKでは裏返し(糸の出ていないつるっとした面)にした方で着用されていますがこっちもザスマイリーで可愛いです..。

半端丈のスカートやパンツに合わせて全面に見せるのはもちろん、フルレングスのボトムでしゃがんだり座った時だけ見えるのも良しです。こんな可愛いソックス履いている方がいたらついじっと見てしまいます。