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new brand – PHOTOCOPIEU SS22 collection

WOMENS |

こんにちは、古田です。
今回は、先週末より到着している新ブランド、PHOTOCOPIEU(フォトコピュー)をご紹介させてください。

まずはブランドの概要から・・・・


デザイナーの竹内美彩さんは、東京で4年間企業デザイナーとして勤務したのち、渡仏。パリ・サンディカを卒業され、イザベルマランでの勤務を経てPHOTOCOPIEUを立ち上げられました。

-ブランドコンセプト-
パリで出会ったしなやかで強い女性たちの姿勢への共感から、
女性的なシルエットと強い佇まいを共存させたフォトコピューのウェアは生まれた。

表面的な飾りを潔く削る反面、手の温かみによって作られた切り替えのライン、
有機的で女性の体が見え隠れするフォルムは、着るものにも見るものにも感情に熱を帯びさせる。

日々の暮らしに溶け込みながらも印象的なシルエット、
​着心地を追求した日常着は、徐々にその人らしさを体現する生活に必要な道具となるだろう。


在学中にも数々の賞を受賞されていたとのこと。同じ女性として行動力と、華々しい経歴に拍手を送ります。「イザベル マラン」にいるときから自作した服を着ていたそうで、その際から”アジア人は容姿が幼く見られがちなので、強さを感じさせるような黒いシルクにワークウエアから着想を得たタフなディテールの動きやすい日常向けのドレスを作っていた。”とのこと。その経験から、今の服作りにつながっているように思えますね。
“世の中をけん引できる女性リーダーが少しでも増えてほしい”という強い想いがあり、媚びることなく自由を感じられる服であり、着る人が見下されず、格が上がるようなかっこいい服を届けたかった、というお話がありました。そんな竹内さんの考え方や女性像がおこがましいですがMAIDENS SHOP WOMENの伝え、育みたい”女性像”にぴったりで、今回お取り扱いに繋がることができました。
それ以外にも、以前のWWDの記事で、「夢は子どもたちを支援する財団の設立」とおっしゃっていたのが印象的でした。「フォトコピュー財団」を立ち上げて母子家庭で育った子ども、恵まれない環境にいる女の子たちを支援したいと考えていらっしゃるそうです。その先駆けとして、まだ未入荷ですが今季、Tシャツの売上の 10% をジェンダーギャップを減らしていく活動の費用(寄付など)に充てていくとのこと。そういった活動も尊敬し、少しではありますが応援していきたいと思っております。

さて、長くなりましたが今季のテーマもとても素敵です。


「Entre chen et loup」” 犬と狼の間”

“デニムとフェミニンの新解釈”

現在の個人的なムードとして、自分の生活の範疇外のものを取り扱うというよりは、日常的にありふれたものからなにかを考えたかった。多くの悲しい出来事や不均衡を直視せずファンタジーをつくることには抵抗があり、現実的な視点を持ちながら、ほんのわずかでも良い方に前進していくために行動することの方が根本的な解決に近づくし精神として理想的と思えたからだ。
デニムとフェミニンの関係性は春から初夏にかけての街中で出会う、多くのいわゆるデニムにレースのトップスを合わせるスタイルを目視することで育まれた。このありふれたデニム × フェミニンの組み合わせをぼんやり眺めながら感じるなにか不穏な感覚。チープで、バランスが取れ、平凡でその先に辿り着けない感覚をフラストレーション源に新しいコレクションに取り組むことにした。


このフラストレーションを無くすために使用されるレースなどはフランスから取り寄せた”本物”をブラウスに落とし込まれたり、シャツなどはいつもより開襟させてリラックス。デニムも、より品のある女性でいられるようシルク混の光沢のある素材、、、などグレードの高い日常着を製作されているコレクション。いつもの”デニムにレース、ブラウス”のコーディネートもPHOTOCOPIEUであれば他の人と差がつけることができますね。
カラーパレットは黄昏時をイメージした夕焼けの始まった時間帯のようなブルーから柔らかいオレンジ。イメージはKarel Fonteyne(カレル・フォンティーヌ)の写真集Entre Chien et Loupのイメージに近いそう。残念ながらそのイメージの写真は得ることができなかったが写真集はこちら・・・ぜひ気になる方はページをめくってみてくださいね。


では今回は現在多くお問い合わせをいただいている商品から・・・

VALENTINE – VAREUSE/ ¥41,800 (tax-in)
Col : Beige,Black sold
Size : Free

SABINA – TROUSERS/ ¥46,800 (tax-in)
Col : Beige,Black
Size : 36,38

JORDYN – TAILORD JACKET/ ¥82,500 (tax-in)
Col : Beige,Black
Size : 36

まずは尾州産地のウールとリネンで織り上げられたこの美しい生地。程よくハリがありますが、柔らかくとても軽い着心地。強さも感じられながら、女性らしいしなやかさも感じられる素材感。今期テーマ「Entre chen et loup」の直訳” 犬と狼の間” のような、 いったい無地なのか無地じゃないのか、曖昧なニュアンスの柄も特徴だそうです。
一番多くお問い合わせも多いモディファイシリーズのヴァルーズ(ベスト)は船員や漁師の仕事着としてきられていたもので、90年代のエルメス・マルジェラ期にも作られていたような深いVが特徴的です。写真のようにブラウスに重ねてるだけでも素敵ですし、ジャケットと合わせてもなお上品ですね。ブラックはご紹介する前に完売してしまいました。
ノッチドラペルのジャケットは、「ムッシュの様なジャケットを、その雰囲気を残しつつ、” 野暮ったさ” と” キレの有る”が両立したアイテムに消化できるか」というテーマのもと作れているそうです。上衿に小丸を効かせたフィッシュマウスラペル、ウエストは少し絞っても着用できる2段構造が特徴で、一見シンプルそうですが随所にディテールが散りばめらています。
パンツもシンプルですがとてもシルエットが綺麗。身長162cmのスタッフで裾直しが必要なさそうです。こちらもジャケットと同様、野暮ったさとかっこよさの間という雰囲気。太すぎず細すぎず、素敵なニュアンスです。

いかがでしたでしょうか。

発売と同時にとてもお問い合わせをいただいているブランド。ぜひ見にいらしてくださいね。
ECサイトにも順次掲載しております。

THE STORE by maidens

ぜひご覧ください。

古田
MAIDENS SHOP WOMEN

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2022/02/17

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