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◇NEW◇ RENATA BRENHA

Spring/Sumer 22 collection
Table Linen

::: RENATA BRENHA :::

ロンドンを拠点に活動するブラジル人女性デザイナーレナータ・ブレナ。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでWomenswearのファッションの修士号を取得。
職人的な技術と直感的な手法を研究し、デザインに人間的側面を取り戻すことで、現代ファッションの現状におけるラテンアメリカ人女性の代弁者として立ち上がったブレナ。ラテンアメリカの様々な文化が彼女の美学とアプローチの両方を定義しています。
ブレナのテキスタイルは、職人技と、他の方法では廃棄物とみなされるような物から慎重に選ばれた素材にあります。
そして大部分が自社開発されています。
持続可能な方法とクラフトマンシップを推進し、現代のグローバルな課題に立ち向かうことができる新しいクリエイティブな手法を開発することを目標としているブランドです。

Renata Brenha’s Spring/Sumer 22 collection ：Table Linen

コロナ禍での長時間の室内生活により、暮らし方を見直す”窓Window”が生まれました。
22年春夏コレクション「Table Linen」は、その未来を見つめます。

家事や地味な労働が丁寧に、そして楽しく祝福される場所。
コレクション内でブレナはラテンアメリカの写真の歴史を深く掘り下げています。

1875年、バイーア州内彼女の鋭い目をとらえたのは、ブラジルで初めて独立した黒人女性で、路上生活者としての立場を利用しまた、精神的な指導者でもあり、地域の奴隷的な人々を動員するために食べ物の売り子をしていたバイアナたちです。
バイアナたちはバイーア州の街角を誇らしげに歩き、白い糊のきいたフープスカート、レースのブラウス、対照的なカラフルなビーズをあしらった大きなヘッドラップで、西アフリカとローマカトリックの伝統の同化である、カンドンブレの文化を一緒に体現しているのが特徴でした。
彼女たちの政治的行為と服装や食べ物が相互に関連していることは、ブレナが東ロンドンに構える自身のスタジオ、食とファッションがぶつかり合う世界と強く共鳴しています。

彼女は無駄を省き、意図的に使用することを心がけています。服作りの空間に入る素材、材料、道具、料理。
毎シーズン、どうすればより良いアプローチができるかを考え、その方法を高めているのです。
控えめで廃棄されるような素材を、新しい技術を習得し現代にふさわしいものにする。

今回のコレクションはアップサイクルされたヴィンテージピース、工場のデッドストック、オーガニックコットンを引き続き使用し、進化するテキスタイルの中心である、貴重な家宝を紹介するかのような一点モノに生まれ変わっています。
コットンのテーブルナプキンに De Majoの祖母が手刺繍した小花のモチーフをかぎ針で編み組み合わせて、儀式的なクロップショルダードレープやトラウザーに仕上げています。
バイアナのドレスや家族のナプキンから学んだかぎ針編みと刺繍の要素を取り入れられたこれらすべては社内で手作業で行っています。
刺繍を施したオーガニックコットンのジャケットとパンツはカウボーイのようなシルエット。
1950年代のヴィンテージテーブルクロスを見事にパッチワークしドレスに。
チェックの平織りオーガニック無染色コットンを部分的にスモッキングして美しく変化したエプロンドレス。
これらはブレナがこれまでにない技術とアイデアに大胆な実験を行ったものです。