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interview – “WONDEROUND/ORNAMENT&CRIME”

WOMENS |

こんにちは。まだまだ続く、Crafts Women。
本日は第3回目、WONDEROUND/Ornament&Crimeをご紹介致します。
ウェアラインとアクセサリーライン、どちらのブランドも手がけるデザイナー のZI KIM氏にインタビュー。

今までのブログでも何度かご紹介していますが、ブランドの詳細から。


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W O N D E R O U N D 
ORNAMENT & CRIME

ロンドンのショーディッチを拠点とするライフスタイルデザイン会社のW O N D E R O U N D 。
デザイナー のZI KIMはセントマーチンズ出身。
アイコンであるジャンプスーツはワークウェアとしてではなく、ドレッシーな印象を与えるよう考えられています。
作業着の代名詞であるジャンプスーツをミニマルにデザインし、上質なファブリックを使用することでエレガンスなアイテムへと変身する事に成功しました。

W O N D E R O U N DのアクセサリーラインとしてスタートしたORNAMENT & CRIME。
アンティークのパーツや、天然素材の組み合わせで作られます。
その詩的な表現は、小説や文献からインスパイアされたものを具現化したためです。


1. Could you please tell us about your background?

「あなたのバックグラウンドについて教えてください」

A daughter of a Korean mother and  half Korean & half Irish German Father.
Born & Grew up in Korea, traveling many different countries and experiencing various cultures in childhood.I came to London to study fashion at Central Saint Martins art school .After finishing my degree, I started a small boutique in Shoreditch and started to make small creations.

私は韓国人の母と、韓国人とアイルランド系ドイツ人の父を持つハーフの娘です。
韓国で生まれ育ち、幼少期には様々な国を旅し、様々な文化に触れてきました。そしてセントラル・セント・マーチンズ美術学校でファッションを学ぶためにロンドンに来ました。学位取得した後、ショーディッチで小さなブティックを始め、小さな作品を作り始めました。

デザイナーの ZI KIM

2. What made you to start your own brand?

「ブランドを立ち上げたキッカケは?」

It has always been my dream to make something to wear for myself and someone who likes my taste since I was a child .
And when I started a boutique and introduced many independent brands in London, I started to make my own things as well together with.
I was always attracted to the borderline between masculinity and femininity in clothing as I felt it was such a thin line and it led me getting into workwear.

子供の頃から、自分や自分のセンスを気に入ってくれる人のために見に付けるものを作るのが夢でした。そして、ロンドンでセレクトショップを始め、多くのインディペンデントブランドを紹介するようになった頃、それと一緒に自分のものも作るようになったのです。洋服における男性らしさと女性らしさの境界線はとても薄いと感じていたので、いつもその境界線に惹かれていました。

3. What is the most important thing during your creating or designing clothes?

「服を作ったりデザインしたりする際に最も重要視していることは何でしょうか?」

Comfortability , Sustainability, Timelessness, Versatility.

快適性、持続可能性、時代性、多用途性。

4. Who are some of the women for whom you are inspired?

「インスピレーションの源となる女性は?」

Georgia o’keeffe, Barbara Hepworth, Anne teresa keersmaeker,Marina Abramovic,Louise Bourgeois, Pina Bauch.I love how bold & brave their works are. And also very unique & beautiful. 

ジョージア・オキーフ(アメリカを代表する女性画家)、バーバラ・ヘップワース(イギリスの芸術家,彫刻家)、アンヌ・テレサ・ケースマイケル(ベルギー出身のダンサー,振付師,演出家)、マリーナ・アブラモヴィッチ(ユーゴスラビアのパフォーマンスアーティスト)、ルイーズ・ブルジョワ(パリ出身でアメリカのインスタレーションの彫刻家,画家)、ピナ・バウシュ(ドイツのコンテンポラリーダンサー,振付師)。
私は、彼らの作品の大胆さと勇敢さが大好きです。そして、とてもユニークで美しいのです。

5. Are there any things you are recently focusing on or would like to challenge in the future?

「最近力を入れていること、今後挑戦したいことはありますか?」

I would like to make more artwear in a basic form.(ex:hand painted garments)
 One of my inspirations comes from Bauhaus philosophy ‘Art as life’.This also suits how and why I make jewelleries because the way I see jewellery is  mini sculptures you can keep with you all the time. (ex:O&C perfume holder jewelleries)
I would love to keep doing collaborations, and connect with interesting artists and create something together. Create more lifestyle experience ranges than clothing / jewelleries.
Find the right balance between being creative and being commercial.

ベーシックな型のアートウェアをもっと作っていきたいです(例:ハンドペイントの服)。
私のインスピレーションの源は、バウハウスの哲学「生活としての芸術」です。これは、私がジュエリーを作る方法と理由にも合致しています。というのも、私が考えるジュエリーはいつも持ち歩けるミニ彫刻だからです。(例:O&Cのパフュームホルダー・ジュエリー)
これからもコラボレーションを続けて、面白いアーティストとつながり、一緒に何かを作りたいと思っています。衣料品や宝飾品よりも、もっとライフスタイルを体験できるような商品を作りたいです。
そして、クリエイティブであることと商業的であることの適切なバランスを見つけることです。

6. What are the important aspects of your life?

「最後に、人生で大切にしていることを教えてください」

Knowing yourself well and brave enough to be yourself. Find peace in your mind and meaning of life.
Keeping the right balance in life. (Health, Relationship & Works, etc..)
Dedicate and contribute yourself to meaningful things.

自分をよく知り、勇気をもって自分らしく。心の安らぎと人生の意味を見つけること。
人生のバランスを正しく保つこと。(健康、人間関係、仕事など)。
有意義なことに打ち込み、貢献すること。

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いかがでしたでしょうか。

店頭でもひと際目を惹く、唯一無二の彼女のデザイン。一緒に住んでいる愛猫との写真でも伺えるチャーミングな一面を持つZIさんは、確たる自分を持ちながらも自由に、いろいろな形で作品にしていく。WONDEROUNDのコンセプトが、
’wonderful things around you’「あなたの周りの素敵なもの」
なように、ファッションだけでなくライフスタイル全体に目を向けている事が分かります。彼女のこれからのコラボレーションワークにも目が離せません。

是非店頭まで、見にいらしてくださいね。

三浦

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2023/11/20

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